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銀座・源 吉兆庵/會's NEXT [伝統・工芸]

気がつけば9月も今日で終わり。明日から10月です。
ブログも長い事空いてしまいました。twitterのせいにばかりしてられません。
前回のブログが5月20日。実はちょうど、その頃デザインしていて、このブログの空いた期間が、ちょうど製作期間となったその成果が、いよいよ10月からスタートします。

会津漆器のプロジェクト「會's NEXT」の今年のメインイベントで、銀座の高級和食店「源吉兆庵」さんとのタイアップ企画で、10月1日から12月まで3ヶ月間、会津郷土料理と会津漆器を使ったコース料理の特別メニューで、このイベントオリジナルのデザインを施した漆器が使われます。会津の皆さんも、会津漆器と食文化の魅力を全国に発信しようと意気込んでいますが、そのコースで用いる漆器をデザインさせていただき微力ながらお手伝いさせていただきました。
shikki_des.jpg
デザインの時期は5月の半ばで、内容はコースの漆器一式。お猪口や盆、汁物の椀、銘々皿、平皿(丸や角)など、アイテム数で6、色や仕上げの違いで10数バリエーションを数日でデザインしました。懐石料理のこと、そしてモダン懐石のこと、漆器の事、会津漆器のことなど様々な要素を考慮し、全国の漆器産地でも特に分業化の進んだ会津地域のプロジェクトに関わる漆器製造の職人の方々の技能や顔を思い浮かべながらデザインを進めました。コースとなることで、通常は漆器や焼き物、色、絵柄、風合いの変化がある一連のモダン懐石の器を、漆器だけで、どう変化とリズムを与えるかに苦心しました。
そこで、会津地方の人情を表す言葉「会津の三泣き」になぞらえ、水面に落ちる波紋や涙の形を切り口に様々な技法や表現を駆使するというデザインコンセプトを提案。
shikki_variation.jpg
そのデザインを送ってから4ヶ月弱の時を経て、先日の9月13日に出来上がったばかりの漆器を会津の職人さんたちに直接お持ちいただき、銀座の源 吉兆庵で、確認会がありました。
モダン懐石用の一連の漆器の製品群が出来上がりには感無量でした。特に今回のために約50年ぶりに技法を復活していただいた会津伝統の鉄錆塗りは、漆塗りながら焼き物のような佇まい。出来上がるまで期待と不安が入り混じっていただけに、その出来にはこちらの想定を超えた質感がありました。

料理長からは「料理のイメージが湧いた」との言葉をいただき、確認会を終えた後、早めの夕食をいただきました。そして、盛りつけていただいたその器には、、、tetsusabi.jpg

こちらが絵柄として考えていた波紋に、季節の木の葉が添えられて、周囲には水を切り吹けてもらい、料理が、まさに「絵」になっていました。
自分が数ヶ月前に描いたイメージを遥かに超えた、デザインと、漆器と、料理の、三位一体に感動したとともに、職人さんと料理長さんの技に感服しました。

銀座・源吉兆庵
http://www.kitchoan.jp/index.htm
http://www.kitchoan.jp/dmsshop_s/index.html
會's NEXTブログ
http://aizu-next.com/blog/
記事「会津の漆器と食文化を銀座から発信 職人グループが有名和食店とタイアップ」
http://www.minpo.jp/view.php?pageId=4107&blockId=9720789&newsMode=article


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